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KANNA 作詞/作曲 hide

​光の長い季節別れて

新涼深し長月の今宵

名月映すKANNAの花は

冬が迷わぬように咲いていた

おぼろ夏すでに不知火

別れ惜しみて手を合わす

肌寒き白い世界が

枯葉散りゆき訪れる

しばしの別れ告げては

急ぎ眠る

先に待つは美しき春ゆえに

されどこの大地

赤に染めし消えるども

その景色出づいとやさし

光の長い景色別れて

新涼深し長月の今宵

名月映すKANNAの花は

​冬が迷わぬように咲いていた

 

 

現生まれの幼子は

緑重ねし赤塗りて

破り純白紙添えて

白の筆取り雪描く

徒然なるまま

カタチようようと変えてく縁

先に願うは美しき時間ゆえに

されどこの大地

黒に染めしや消えるども

その景色いとわびし

光を汲んで

冬に与えて

木枯らし吹いて短き秋よ

中秋の月照らすKANNAは

わびしさ深紅纏い伝えてた

しばしの別れ告げては

急ぎ眠る

先に待つは新しき時間ゆえに

されどこの大地

春風で目を覚ます

その景色出づいとをかし

光の長い季節廻りて

涼風深し葉月の今宵

今年もきっとKANNAの花は

冬が迷わぬように咲くでしょう

​迷わず咲くことを願う・・・

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